新シリーズ開始!!パターのあれこれ!!
こんにちは✋
リバレゴルフヴィレッジです♬
これから新シリーズです。
パターのあれこれを述べていこうと思います。
パターは近年に入って大きな変革がありました!
今もなお、変革中と言って過言ではないでしょう!
だったら、まずはその祖となるキャッシュインパターから
そのパターに込めた技術について解説していこうと思います。
早速、皆様に質問です。
キャッシュインというタイプのパターを見たことのある方は?
どれくらいいらっしゃるでしょうか。
最近ゴルフを始められた方は見たことがないのではないでしょうか。
それもそのはずです。
今や古(イニシエ)の業物で難しい道具になってしまっているからです。
しかし、これが開発された当時は爆発的な人気でした。
これを使えばパットが入るのですから。
アクシネット社が出していたパターですが、
その別名が今や本名になってしまったようなもんですから。
色味はまさに『真鍮』そのもの!
合成樹脂のインサートなどがない時期ですから、
金属の素材の違いが性能や打感の違いになっています。
打感だけで言えば、純鉄やステンレスなどの方が
いいのでしょうけど、加工性や安定性、仕入れ単価を
考えたときに比較的容易に手に入るのが真鍮だというのは
安易に想像できますよね。
あの独特の形にも秘密がありました。
今でいうところのストレートネックで
多少ズレがあるものの、ほとんどセンターシャフトです。
重心位置とネックの位置がおおむね同じで打てるのが
当時のゴルファーにすれば簡単だと感じたようです。
今や少数派ですが、当時はL字型のパターが主流でした。
シャフト軸からパターの芯の距離までが遠いおかげで
いくらプロとはいえ毎回、芯で捉え続けるのは大変だったように思います。
シャフト軸からパターの芯までの距離が近くなったおかげで
感覚的に芯で捉える確率が上がるのは当然のことで
芯で捉えられるのであれば、距離感が向上するのはいうまでもありません。
シャフト軸から近い部分に芯があるというのは距離感だけではありません。
フェース面がイメージ通りの目標に対してまっすぐなままヒットしやすくなります。
パターというものは、フェースターンが多かろうが少なかろうが関係なく
ヒットした時のフェースの向きが、方向性の全てです。
パターで打ち出されたボールはすぐさま地面を転がりますので
空中でボールが回転することはありません。
多めにサイドスピンを入れるような打ち方をするなら話は別ですが、
通常のデザイン通りの使い方をしているうちは、
サイドスピンが必要以上に入ることはまずないと考えていいでしょう。
話がやや逸れましたが、本題に戻すとキャッシュインパターは
当時としては画期的に簡単だったということです。
とは言え、今や使う人は1%居るかどうかの代物です。
それくらいこの10年以内に発売されたパターの進化がめざましいです。
次回からは、その進化の部分をお知らせできればと思います。
リバレゴルフヴィレッジでした。