マレット・ネオマレットパター って デッカいんです。 存在そのものが。
リバレゴルフヴィレッジです。
前回・前々回とパターに関して述べてきております。
特に前回のパターに関する記事をよく読んでもらっていれば
今回の内容はよりご理解していただきやすいのだと考えております。
出来れば☟を
トゥ&ヒールパター? なんそれ? – 宝塚のゴルフ練習場・ゴルフスクール|リバレゴルフヴィレッジ (rizvallee.co.jp)
しっかり読んでください。
先ずはその見た目からお伝えしていきましょう。
マレット・ネオマレットと言われるパターは
その形状に特徴があります。
構えた時の上から見た面積が広いものを総称して
マレット・ネオマレットと呼ばれているようです。
とくに、大きな面積のものにネオマレットと名前がつくようです。
マレットとネオマレットにはっきりとした面積による境界線はなく
なんとなくの大きさで分かれているようです。
使っている人の主観でどの呼び方にしていただいてもかまわないかなと・・・
しかし、無難にマレット型と言っておいた方がいいのかもしれません。
今回はマレット型に呼称を統一することにします。
一部、例外はありますが
マレット型はフェースバランスであることが多いようです。
何?フェースバランス?どーゆ―こと?と思われた方へ。
説明いたします。パターにはタイプがあります。
写真のようにみていただければわかると思いますが、
シャフトを持ってクラブを水平に寝かせた時に
フェース面がどの向きになるのかでタイプが決まります。
大別すれば3種類です。
前回・前々回に取り上げた、キャッシュインやトゥ&ヒールは
シャフトを水平に寝かせて保持した時にフェース面は斜めを向きます。
斜めの度合いは、モデルやクラブのスペックなどで異なります。
今回取り上げる、フェースバランスは
シャフトを水平に寝かせた時にフェース面は水平を示します。
ちなみにそのどちらでもなく、シャフトを水平にしても
フェース面が打てる方向を示し続けるパターが存在します。
かなり稀な種類ですので、あまり気にする必要はないでしょう。
最近の流行りだけで言うのであれば
マレット型のフェースバランスを
使う人口が多いように感じます。
しかしそのマレット型のフェースバランスの
何が良いのかをお伝えします。
先ずはフェースバランスの特徴からお伝えしましょう。
フェースバランスの特徴ですが、
メリット・デメリットを上げていきましょう。
フェースバランスのメリットは操作性が高いこと。
デメリットはフェース面が不安定になりやすいこと。
前回も申し上げましたが、フェースバランスは重心距離がないものを指します。
重心距離がないので、フェースバランスとして成立します。
竹とんぼみたいなもので、シャフトからクラブヘッドの重心までの距離がないから回しやすいということになります。
『フェース面の向きが軽い負荷で変わる可能性はあるが、戻すのも簡単』
というのが、フェースバランスのパターの特徴だと言えます。
でも、これだけではここまでの大きな人気にはならなかったでしょう。
それにマレット型と申し上げた通り、今回はマレットの特徴も申し上げたい。
クラブが大型化している理由は何でしょうか?
どこかで必ず聞いたことがあるはずです。慣性モーメントという言葉を。
慣性モーメントが大きいと構えた時のフェース面の向きが変わりにくいと一応は言えます。
フェースバランスのデメリットがフェース面の向きが変わりやすいことだったのに
それが、慣性モーメントのお陰で変わりにくいとなったらそれは
ただの使いやすいパターなので、そんな嬉しいことはないだろうということです。
順を追って説明しているので混同されていないはずですが、
ピン型のヘッド形状でもフェースバランスのパターは存在します。
まったく反対でマレット型でもトゥ&ヒールバランスは存在します。
ん?
単純にマレットはフェースバランスではないということ??
ピン型だからトゥ&ヒールバランスではないということ??
そうなんです!!
その味付けをしているのは、結局はネック形状ということになるんです。
ネック形状が与えるバランスを次回はお伝えしたいと思います。
では、また来週!!