アカンもんはアカンのですよ。
みなさま、こんにちは。
リバレゴルフヴィレッジの井上です。
この週末は雨みたいですが
気温は徐々に上がってきています。
ちらほらとサクラも咲き始めて、いよいよ春という感じです。
そんな時に、連続連載企画ですよ。
マナー編を続けましょうね。
今日は少し切り込んでいこうかと思います。
読んでいて、嫌な気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、
ぜひ最後まで、みていただければと思います。
ゴルフルールの規則の最初のページに下記のように記してあります。
『ゴルフコースはあるがままにプレーする』
『球はあるがままにプレーする』
と記してあります。
しかし、例外として違うところからプレーをすることを要求できたり
違うところからプレーすることを要求されたりします。
上記のような内容が1条1項に書いてあることは、
それだけ大きい意味合いを持っています。
日本には『6インチリプレース』という根拠のない
ローカルルールが存在します。だいたいのアマチュアコンペを見ても
このルールが大きな顔で存在感を出していることが多いです。
それにかこつけて、すこしでも打ちやすい状況にボールを触って
移動させるプレーヤーも多いです。別にルールがそうなっているので
構いませんが、本当にそれでいいのですか??と言いたいです。
ゴルフのルールは、ショット以外のボールへの接触は基本的にはできません。
例外的に許可されている状況以外でのボールへの接触は『甘え』と言われても
仕方のないことなのかな?と私は考えてしまいます。
折角、ナイスショットを打ったのに
フェアウェイの真ん中のディボット跡に入ってしまうことなんて
よくあることです。では、その時に言いますか?
『ナイスショットを打ったのにディボットに入ってしまったから
ルールに従って6インチ動かします』と・・・
そうではなくて、ディボットから如何に上手く打つかを考えることの方が
将来に向けて建設的でゴルフ場の攻略方法を覚えるための練習とも考えられます。
あえて、『6インチリプレース』を私は悪法と言い切ります。
困難を嫌って悪法に手を染めることがないようにしてください。
困難な状況から『脱出』することは決して逃げているわけではなく
むしろ、しっかりした状況判断が出来ていると称賛されてもよいはずです。
そしていくら考えても適切な方法が見つからないのであれば
『アンプレヤブルの宣言』という救済措置があります。
厳しい言い方をしていますが、
長い目で見た時に技術的にも人間的にも成長するために
普段からマインドの持ち方はブレてはいけないかなと思います。
ルールはルールなので、アカンもんはアカン!!
アカンもんはアカンのですけど、
自分はしっかりルールを守りながら、
他人にはあまり強要しないようにしてくださいね。
他人に強要しすぎると、鬱陶しいと思われて
プラスには思われませんので。
上手く打てなくたっていいじゃない。
次に上手く打てればそれで良いんだから。
と、言うわけで
このブログを見た皆様は悪法を提示されても
従わないようにしましょうね。
リバレの井上でした。