無神経な人にならないために
こんにちは。
リバレゴルフヴィレッジの井上です。
ウチの子(6歳の男子)は、イチイチ 高い所から降りるときに
『とぉっ』
と、掛け声をつけなきゃいけないみたいです。
もはや、義務のようです。
だいたい物心ついたちっちゃい男子は、
見えない敵と常に戦っているようです。
遊ぶにしても、大概の場合 〇〇 VS △△ の構図になっています。
その設定、無茶やろ・・・ってくらい訳の分からないタイミングで
バリアを発生させて、危機的状況をチャラにしています。
明けても暮れても何かと戦っています。
そういえば、ウチの子、仮面ライダーとかスーパー戦隊シリーズとか好きだもんなぁ・・・
彼らには健やかに育ってほしいもんです。
はぃ、では今日もやっていきましょうね。
最近、散々グリーン上での話をしていますが、
今日もグリーン上での話です。
はぃ。では、カップにボールがおさまったとしましょう。
カップに向かってボールを拾い上げる必要があります。
その時に無神経にならないようにしてください。
カップから少なくとも1足分は遠いところからボールを拾い上げるようにしましょう。
なぜでしょうか?理由があります。
ボールの直径は何センチでしょう?
4.267センチですね。
それに円周率をかけてみましょう。
13.39センチになりますね。
ボールが一回転するのに必要な距離は13.39センチです。
2回転分は?26.78センチですね。
だいたい日本人男子の平均的な足のサイズですね?
つまり、カップから1足分はなれて拾う必要がある理由は
カップまで2回転で入る距離に足の裏でできる不自然な
凹凸をグリーン上につくりたくないためです。
カップまで20~30センチくらいの範囲は
ボールが極めて減速しているゾーンですので
傾斜の影響をモロにうけてしまいます。
読み通り打っても、その前の組の人がつけた
足裏の加重痕のおかげで入っていたであろうラインが
入らなくなる可能性だって大いにあります。
プロたちが、ボールを拾う時に片足バランスでボールを拾っている姿をよく目にします。
あの理由は遠くから拾いたいからですよね。
彼らはパターの重要さをよく知っていますし、
グリーンの保護の重要さもよく知っています。
そんな理由があってあの形に至っているのでしょうね。
顔も知らない人を被害者にしないように
遠くからボールを拾えるようにならないといけませんね。
ゴルフにはいいシーズンです。
マナーに気をつけてラウンドしていきましょうね。
リバレの井上でした。